●自分を育て、自分を高める。自己啓発は勉強ではない。
ビジネスパーソンに必要なものとして「自力で学ぶ」というのがある。
何か目的がないと勉強しないというのも考えもんだ。
学ぶということは、試験のためではなく、自分の成長のためだということをまず再認識しよう。
また、誰かが教えてくれないと、学ばないというのもやめておいたほうがいい。
しょせん、世の中では誰かが自発的に教えてくれる、というのは極めてまれなことだ。
だから、自力で学ぶ、そして、それは自分の成長のためである。
自分の人生を豊かにするものである。
学んでいくスタイルを模索してみよう。
1)自分で「人生の目標」を作り出す
2)自分で「取り組む課題」を見つける
3)自分の頭と手と足を使って考える
知識を詰め込むだけではなく、「考える」という行為も欠かせない。
●自己啓発の条件・・・・・・自分の楽しみのために行う
1)なによりも自分のために行う
2)自分の楽しみのために行う
3)自分の時間とお金を使って行う
なかでも重要なのは、「自己啓発は自分の楽しみのために行う」ということだ。
逆に自己啓発が楽しくないのは、「会社のためにやるべきもの」とか、「仕事のためにやらなければならない」と思いこんでいる場合が多い。
ましてや、自己啓発の内容を会社まかせにしたり、自己啓発の費用や時間まで会社におんぶしていると、全然、楽しくない。
●楽しくなければ、自己啓発じゃない
教育・学びに「遊び」があるからこそ、人生にとって不可欠の「自己表現力」を育成できる。
あるいは「遊び」があるからこそ、生きていくのに必要な「自主性」や「主体性」、それに「個性」を育てることができる。
私たちが行う自己啓発とは、なによりも「面白いもの」であって欲しい。
なぜなら・・・・・・
1)「おもしろいこと」でなければ、誰しも「やる気」が起こらない
2)「おもしろいこと」でなければ、長続きしない
3)「おもしろいこと」でなければ、何事も上達しないし、向上しない
では、「おもしろいこと」をどうやって見つけるか?
自分のことだけど、いざ、自分にとって面白いこと、興味があることって何だろう?と考えると、案外、難しい。
それでは、どうするかというと、ツイッターやブログを使う。
新聞の記事を読んでいて面白そうだと思ったら、その記事の上にある「ツイートする」アイコンをクリックして、簡単に感想をつけて、つぶやく。
これをある程度行ったら、自分がどの分野の記事をたくさん、つぶやいたが分かる。
僕の場合は、圧倒的に「医学・科学関連」だ。
そうなると、たとえば僕の場合、医学・科学関連の本を読むとか、ネットで調べるとか、ということを「自己啓発」に使うことができるな、と思うのだ。(もう、既にやっているが。)
自分が興味あることを、ブラブラと散歩する感じで、興味の赴くままに眺めていく。
すると・・・・
1)急に視野が広がる
2)経験の幅が広がった
3)交際範囲が多様になった
などということが起こるのだ。
ミクシィの、どこかの「サークル」に入るのもいいだろう。
ときには、リアル社会の本屋や図書館、博物館、美術館、動物園、水族館などにもブラッと寄ってみよう。



